沖縄手染め

Irukanda / Mangrove

沖縄手染め

Irukanda / Mangrove

やんばるなど、広大な森を多く有する"沖縄の染め"に着目し、イルカンダやマングローブを染料に用いて手染めを施した。 染料用に準備した物ではなく、自然に育って廃棄されるものを染料として使用。

沖縄は、日本本土はもちろん、中国大陸や台湾、東南アジア、南米、ユーラシア大陸などの様々な地域由来の植物が混ざり合い、染めに使用出来る植物も豊富に生息している場所。 特に染め工房のある北部には近くに森林があり、自然のままの染料を染めの一部として使用。 1点1点丁寧に手染めを行っている。

イルカンダ - Irukanda -

沖縄本島北部の山間部に自生しているマメ科のツル性植物。 3月~4月に花が開くが、開花時期が不規則なことや自生場所が限られているため「幻の花」とも言われる。 花を密集させ葡萄の房のように垂れ下がる様子から「森のシャンデリア」と例えられ、その様子は圧巻。 その落花を採取し染料として使用した。

  • アイボリー

  • カーキベージュ

  • アイボリー

  • カーキベージュ

マングローブ - Mangrove -

熱帯・亜熱帯地域の海に生える植物群・マングローブは、満ち溢れる生命力で、多種多様な生物を包み込む。 そんな“生命のゆりかご”のパワーを宿したコレクションは、まさに「着るメディスン」。 神秘的な力と生命力を染めで表現するため、伐採された物の木の皮を染料として活用した。

  • ピンクベージュ

  • ピンクベージュ

大自然がもたらす神秘的な力を纏うことであなた本来の輝きを解き放して。